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BASE NAM

2020年7月7日

PrEPはアフリカでの大規模試験でHIV感染の4分の3を予防

PrEP prevents three-quarters of HIV infections in large African study

Image: A SEARCH health fair where PrEP was offered.

ケニアとウガンダの16のコミュニティーにPrEP(HIV感染予防のための定期的な薬物療法)を提供した大規模な試験で、HIVのリスクが高くPrEPを開始した人のHIV感染が74%減少したことが報告された。これはサハラ以南のアフリカのPrEPプログラムで、これまでに報告されたHIV感染減少の中で最大のものである。

この結果は、オンラインで開催されている第23回国際エイズ会議(AIDS 2020:バーチャル)で発表された。

SEARCH(Sustainable East Africa Research in Community Health)試験は、2013年からケニアとウガンダの32のコミュニティーを対象に実施されており、当初は「全員に対する検査と治療」の介入に取り組んでいた。2016年6月、SEARCHは、16の介入コミュニティーに住むHIV感染のリスクが高い人々にPrEPの提供を開始した。これには、HIV感染者と性的関係にある人、輸送や漁業等の仕事をしている人、自らHIVのリスクがあると判断した人が含まれる。

HIVのリスクが高いと見なされた15,632人のうち、5447人(35%)がPrEPを開始し、HIVの年間発生率は0.35%であった。プラセボ群はなかったので、PrEPが使用できるようになる2年前のSEARCHの参加者と比較した。これらの歴史的対照でHIVの年間発生率は0.92%で、PrEPの使用によりHIV感染率が74%減少したことを意味している。この減少は主に女性のHIV発生率の低下によるもので、76%低下していた。男性の発生率も低下したが40%に過ぎず、これは統計的に有意ではなかった。PrEPを開始した参加者の83%はある時点で中止したが、中止した人のうち50%は後に再開した。

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This material is based on an original copyright publication by NAM Publications, an independent HIV information charity based in the UK. Permission for this adaptation has been granted by NAM. The original publication can be viewed at www.aidsmap.com. NAM cannot be held responsible for the accuracy of the adaptation nor the local relevance of the text.

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