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CROI2020 NAM

2020年3月14日

HIV感染者における心臓発作と不眠症

Insomnia associated with heart attack in people living with HIV

 

CROI 2020で報告された研究で、HIV感染者で不眠症のある人は2型心筋梗塞のリスクが大幅に増加していたことが分かった。

心筋梗塞(心臓発作)は2つの型に分類できる。1型は、プラークが破裂または動脈が裂けるような冠動脈イベントによるもの、一方、2型は高血圧、敗血症、最近のコカイン使用に関連した酸素の需要と供給の不均衡に起因する。

この研究では、2005~2019年の米国の8ヵ所の医療センターにおける11,189人のHIV感染者からのデータを用いた。睡眠障害は参加者全員で非常によくみられた。57%は、寝つくことまたは睡眠を維持することが難しいと報告した。

研究期間中に、241例の心筋梗塞が起こり、1型が141例、2型が100例であった。研究者らは、不眠症を報告した人は、不眠症のない人に比べて、2型心筋梗塞を新規発症する可能性が53%高かったことを見出した。それとは反対に、1型は不眠症と関連がなかった。

この研究では、2型心筋梗塞は大部分が敗血症または菌血症(35%)、高血圧(10%)、コカインまたはその他の違法薬物使用(8%)が原因であった。これらの結果は、それぞれの型は特異的な予防法と治療法を必要としている可能性があり、心筋梗塞の型を区別することが重要であることを明確に示している。

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This material is based on an original copyright publication by NAM Publications, an independent HIV information charity based in the UK. Permission for this adaptation has been granted by NAM. The original publication can be viewed at www.aidsmap.com. NAM cannot be held responsible for the accuracy of the adaptation nor the local relevance of the text.

当コンテンツは、英国を本拠地とするHIV情報の慈善団体であるNAM Publicationsの著作権に基づいて制作し、許諾を得て掲載しています。 記事原文については、www.aidsmap.comでご覧頂くことができます。なお、その情報の正確性、適用性、完全性については、NAMは一切責任を負いません。

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