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aids2018 NAM

2021年3月15日

B型肝炎のあるHIV感染者は、肝臓がんについてのモニタリングを継続すべきである

People with HIV and hepatitis B should have ongoing monitoring for liver cancer

Dr H Nina Kim (centre right) presenting to CROI 2021.

CROI 2021で発表された研究によると、HIVとB型肝炎ウイルスの共感染者は、抗ウイルス療法にもかかわらず、肝細胞がん(HCC)発症リスクに依然として曝されていることから、肝臓がんの定期的なモニタリングを受けるべきである。

研究者らは、HIVとB型肝炎ウイルスの共感染者8,354名の1995~2016年にわたるデータを調べた。このグループではその期間にHCCが115例あった。高齢、アルコールの大量摂取、慢性C型肝炎が、肝臓がんの独立したリスク因子であった。しかし、HIVのウイルス量やCD4の割合との有意な関連はなかった。

B型肝炎ウイルス量のデータは、参加者の約3分の2で入手できた。このサブグループでは、B型肝炎ウイルスDNAが200 IU/mLを超えると、HCC発症リスクが3倍近くになり、濃度が20,000 IU/mLを超える人では、その確率は4倍超高かった。

B型肝炎の治療効果をみると、B型肝炎ウイルスの抑制が1年以上維持することは、HCCのリスクの58%の減少と関連し、一方で、4年以上の抑制はリスクを66%減少させた。

この結果を報告したSeattleのUniversity of WashingtonのH Nina Kim医師は、「抗ウイルス療法はHCCのリスクを減少させるが排除しないことを、我々の結果は明確に示している」と述べた。

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This material is based on an original copyright publication by NAM Publications, an independent HIV information charity based in the UK. Permission for this adaptation has been granted by NAM. The original publication can be viewed at www.aidsmap.com. NAM cannot be held responsible for the accuracy of the adaptation nor the local relevance of the text.

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