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aids2018 NAM

2021年3月18日

4日投与3日休薬の治療レジメンは、2年後も依然として有効と考えられる

Four-days-on, three-days-off treatment regimen still looks effective after two years

Dr Roland Landman presenting to CROI 2021.

CROI 2021で発表された96週間の追跡調査の結果によると、抗レトロウイルス薬を毎週4日続けて服用しその後3日休むことは、連日のレジメンと同じようにウイルス抑制を維持した。

有効な抗レトロウイルス療法がある時代に、HIV感染者の薬剤服用頻度を減らすことを可能にする試みが行われている。QUATOR試験は、ウイルス量が検出できない人が、週に4日薬を服用するだけでウイルス抑制を維持できるかどうかを調べた。成功すれば、この手法によって、治療を休むことができるだけでなく、治療費を約40%減らすことも可能になる。

試験の参加者はさまざまな抗レトロウイルス薬のレジメンを使用していた。半数弱(48%)はインテグラーゼ阻害薬を服用しており、最も多いのがエルビテグラビルかドルテグラビルであった。46%は非ヌクレオシド逆転写酵素阻害薬(NNRTI)を使用しており、最も多いのがリルピビリンであった。6%はプロテアーゼ阻害薬の投与を受けており、最も多いのがダルナビルであった。

最初の48週間は、636名の参加者が同じ連日治療レジメンに留まる群と、現在の薬剤を4日間続けて服用し(月曜から木曜)その後3日休薬する群に無作為に割り付けられた。48週目からは、両群とも4日投与3日休薬をさらに48週間続けた。

96週間後、初めから4日投与群に割り付けられた人の92.7%と、連日治療から断続的な治療に切り替えた人の96.1%が依然として検出できないウイルス量であった。ウイルス学的失敗率はそれぞれ4.2%と2.0%に上昇した。しかし、4日投与群では、使用された薬剤によって異なった。NNRTIを服用していた人では5.3%、インテグラーゼ阻害薬を服用していた人では2.4%であった。

新たな薬剤耐性変異が、4日投与のレジメンでウイルス学的失敗を経験した19名のうち7名で検出された。

本試験の研究者らは、4日投与3日休薬のレジメンの有効性は、96週の時点で維持されており、ウイルス学的失敗率は、特にインテグラーゼ阻害薬の使用者で低かったと結論付けた。

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本記事は日本国外の治療に関するニュースであり、本邦では承認されていない薬剤あるいは本邦とは異なる効能・効果、用法・用量で使用されている成績が含まれていますので、ご注意下さい。
記載されている医薬品のご使用にあたっては、必ず各薬剤の製品添付文書をご参照下さい。

This material is based on an original copyright publication by NAM Publications, an independent HIV information charity based in the UK. Permission for this adaptation has been granted by NAM. The original publication can be viewed at www.aidsmap.com. NAM cannot be held responsible for the accuracy of the adaptation nor the local relevance of the text.

当コンテンツは、英国を本拠地とするHIV情報の慈善団体であるNAM Publicationsの著作権に基づいて制作し、許諾を得て掲載しています。 記事原文については、www.aidsmap.comでご覧頂くことができます。なお、その情報の正確性、適用性、完全性については、NAMは一切責任を負いません。

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