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IAS2021 NAM

2021年7月21日

青年期の若者を中心とした治療介入はウイルス抑制の増加につながる

Adolescent-centred interventions lead to increase in viral suppression

Slide from Dr Franklin Emerenini's presentation on the Nigerian study at IAS 2021.

思春期・若年成人のHIV感染者の特定の必要性を目的とした、ナミビアやナイジェリアにおける対象を定めた地域密着型の治療介入は、ウイルス抑制を含むアウトカムの改善の成功につながることが証明された。

この結果は、第11回国際エイズ学会(IAS 2021)で発表された。

サハラ砂漠以南のアフリカ地域一帯では、およそ43%の青年期のHIV感染者のみが診療に関わっていた。

ナミビアでは、25の治療施設が2018年8月~2020年12月の間、思春期・若年成人におけるウイルス抑制を改善するために協調的支援に参加した。戦略としては、高ウイルス量自動測定機器の使用(ウイルス抑制を達成していない患者をモニターするためすべての施設に用意された)、服薬アドヒアランスのカウンセリング強化(80%の施設)、服薬を直接確認(52%の施設)、薬箱の確認(32%の施設)、10代の若者たちのアドヒアランス部の結成、既存の部の拡張(64%の施設)、そして必要に応じて抗レトロウイルス療法の投薬法を適宜変更する(すべての施設)、などが含まれていた。

この研究の開始時にウイルス抑制を達成したのは407名の思春期・若年成人(44%)のみであったが、2020年末までに719名(74%)に増加した。

ナイジェリアでは、2020年に33の保健医療施設が外部介入に参加した。戦略には、青年期の患者に集中した症例管理、仲間同士で助け合う制度、アドヒアランスの障害の問題解決に的を絞った行動介入、そしてこの年齢層向けに計画された報酬が含まれていた。

さらに、66名の思春期・若年成人はユースチャンピオンとして訓練され、アドヒアランス向上および新規患者のサポート、そして仲間同士の監視役などを行った。

この介入期間の終わりまでに、すべての年齢群でウイルス抑制は有意に増加した。2020年9月までに、ウイルス抑制を達成したのは10~14歳の患者では83%(15パーセントポイントの増加)、15~19歳の患者では83%(31パーセントポイントの増加)、そして20~24歳の患者では85%(17パーセントポイントの増加)であった。

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本記事は日本国外の治療に関するニュースであり、本邦では承認されていない薬剤あるいは本邦とは異なる効能・効果、用法・用量で使用されている成績が含まれていますので、ご注意下さい。
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This material is based on an original copyright publication by NAM Publications, an independent HIV information charity based in the UK. Permission for this adaptation has been granted by NAM. The original publication can be viewed at www.aidsmap.com. NAM cannot be held responsible for the accuracy of the adaptation nor the local relevance of the text.

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