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IAS2021 NAM

2021年7月29日

若い女性はHIV予防のために膣リングや経口PrEPを有効に使用可能

Young women can effectively use vaginal rings and oral PrEP for HIV prevention

Dr Lulu Nair presenting to IAS 2021.

IAS 2021で発表された試験によると、思春期の少女や若い女性は、アドヒアランスサポートを受けると、PrEPのdapivirine膣リングや毎日の錠剤を一貫して使用可能である。

2021年1月、世界保健機構(WHO)は、非核酸系逆転写酵素阻害剤であるdapivirineをゆっくりと放出するシリコーン器具である膣リングを、HIVのリスクが高い女性に予防法の追加選択肢として推奨した。

アフリカでの以前の試験の解析では、リングと経口PrEP(HIV感染を予防するための定期的な薬物療法)は、どちらもアドヒアランスが高い女性では上手く機能したが、多くの女性、特に若い女性は、これらの方法を一貫して使用するのが難しかったことが明らかになっている。

南アフリカ、ウガンダ、ジンバブエでの試験では、16~21歳の思春期の少女や若い女性を247名登録した。1番目の群は、リングを6ヵ月間使用した後(リング1個/月)、6ヵ月間経口PrEP(テノホビルジソプロキシルとエムトリシタビン)に切り替える群に割り付けられ、2番目の群は、これらの方法を逆の順序で 使用した。

参加者には、アドヒアランスサポートを提供した。それらは、毎日のテキストメッセージによる通知、毎週のテキストや電話による連絡、アドヒアランスを助け合う仲間、支援グループ、アドヒアランスについての相談等であった。

中間結果は、どちらの方法もほとんどの場合、安全で忍容性は良好であったことを示している。解析では、リング使用者の半数は1ヵ月間ずっとリングを留置していたのに対して、テノホビルジソプロキシルとエムトリシタビンを週に少なくとも6回服用したのは4分の1未満であった。

もう1つの試験では、リングと経口PrEPはどちらも妊婦にとって安全であることが分かった。妊婦は、これまでHIV予防で十分に研究されてこなかった集団である。

これには、マラウイ、南アフリカ、ウガンダ、ジンバブエで、18~40歳の女性150名が登録された。彼らは、毎月のリングまたは毎日の経口PrEPの使用に無作為に割り付けられ、妊娠後期に開始し、分娩まで継続した。どちらの予防法も安全であることが分かり、合併症はまれで、現地の発生率と同程度であった。

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本記事は日本国外の治療に関するニュースであり、本邦では承認されていない薬剤あるいは本邦とは異なる効能・効果、用法・用量で使用されている成績が含まれていますので、ご注意下さい。
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This material is based on an original copyright publication by NAM Publications, an independent HIV information charity based in the UK. Permission for this adaptation has been granted by NAM. The original publication can be viewed at www.aidsmap.com. NAM cannot be held responsible for the accuracy of the adaptation nor the local relevance of the text.

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