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IAS2021 NAM

2021年7月29日

新規の二重抗体療法は、サルにおいて病原性の高いHIVをある程度制御

Novel dual antibody therapy partially controls virulent HIV in monkeys

Zachary Strongin presenting to IAS 2021.

HIV感染を永続させるのに役立つ宿主タンパク質に対する抗体の二重療法により、病原性の高いサルにおけるHIVのアナログに慢性的に感染しているサルのウイルス量が減少したことが、IAS 2021で発表された。

これらの2つの抗体は、2つの異なる抗炎症性タンパク質であるインターロイキン10(IL-10)とPD-1の作用を遮断する。

28匹のアカゲザルが、サル免疫不全ウイルスのバリアントの1つに感染してから6週間後に、抗レトロウイルス療法(ART)を受け、3群に分けられた。第1群は対照群として、8匹のサルが試験の77週目までARTを受けた。

第2群では、10匹のサルが65週目からIL-10に対する抗体を3週ごとに注射で投与された。これらのサルは77週目にARTを中止したが、抗IL-10は85週目まで継続した。

第3群では、さらに10匹のサルが65週目にIL-10に対する抗体の投与を受けたが、続いて73週目にPD-1に対する抗体の投与も受け始めた。これらのサルも77週目にARTを中止したが、抗体療法は91週目まで継続した。

サルがARTを中止したときに示したウイルスのリバウンドの程度は、2つの抗体の投与を受けていたサルの方が、投与を受けていなかったサルよりも小さかった。抗体の投与を受けている間、10匹中9匹でウイルスが検出できない量になった。

二重抗体療法は、HIVに対するより多様な実験的ワクチン開発への道を拓く可能性がある。

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本記事は日本国外の治療に関するニュースであり、本邦では承認されていない薬剤あるいは本邦とは異なる効能・効果、用法・用量で使用されている成績が含まれていますので、ご注意下さい。
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This material is based on an original copyright publication by NAM Publications, an independent HIV information charity based in the UK. Permission for this adaptation has been granted by NAM. The original publication can be viewed at www.aidsmap.com. NAM cannot be held responsible for the accuracy of the adaptation nor the local relevance of the text.

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